刑事第三係長(盗犯)時代,色々な泥棒を捕まえた。
その一人に女子高生フェチがいた。
深夜,高校のアラームが発報,警察官が急行すると校舎内に20代の男が潜んでいた。
建造物侵入で現行犯逮捕し当日は署の留置場に留置することとなった。
留置されるときは当然身体検査がある。
当時は,刑事も身体検査に立ち会っていた。(現在は,捜査と留置の分離が徹底され,刑事は留置場には入れない)
出てきた巡査部長が「係長,俺,あいつ調べるのやだ」と言った。
なにをわがまま言ってるんだと聞くと「だって,あいつ,パンティはいてるんですよ」だって・・・・・
女の下着が趣味のたいした泥棒じゃなさそうだったので,経験も兼ねて若手の刑事に取り調べを任せた。
翌日からの取り調べで,男は,女子更衣室からブルーマーを盗もうとしていたことを自供した。
初犯でこの程度であれば,10日間の勾留の後起訴猶予かなぁと思っていたが,一応,男の自宅のガサ(捜索差押)をすることにした。
そして,自宅で捜索を開始,男の部屋の押し入れを開けた瞬間・・・・次回に続く(^^
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