2008年1月22日火曜日

ドラマ交渉人2

 またまた,交渉人見ちゃいました。

 現実とかけ離れてると思いつつ,見ちゃうんだよね・・・・

 でも,今回は,宇佐木さんいいこと言ってたなぁ。

 犯人の

    失敗すれば,お前の首飛ぶんだろ

に対して

    首が飛ぶのは私じゃなくて警視総監

だって。

 これは,ホントの話なのだ(^^

 県警で言えば本部長。

 特殊犯係の仕事のうち,誘拐事件と人質立てこもり事件は,他の殺人事件などと違い,被害者は生きている(誘拐の場合は,多分だけど・・・)

 その生きている被害者が,警察の失敗によって殺されるかもしれない。

 だから,失敗=本部長が責任をとることになる。

 しかし,90%以上の幹部は,誘拐とか人質立てこもり事件に対して危機感がない(--;)

 なぜかというと滅多にないから。

 自分の任期中はどうせ無いと思っているのだ。(本当です)

 だから,訓練をやるとなると

    忙しくて人が出せない

と言って来る。

 Booが特殊犯担当のころは,訓練に参加してもらう人集めが一番の仕事といっていいくらいだった。

 訓練もしないで本番があったら,アウトである。

 ホントは,毎週やってもいいくらい。

 警視庁や大阪府警みたいに特殊犯係が大勢いるところは自分たちでやればいいけど,地方の警察は本番があったら特殊犯係だけではとても対応できない。

 所轄や他の部署の警察官と部隊を組んで対応する。

 だから,定期的に部隊に入る人を訓練しておかないと本番で何も出来なくなる。

 それなのに

   忙しいから・・・

とはなんだ(`´メ)

 ずっとBooはそう思っていた。

 毎日訓練するわけではない,年に何回かやるだけの訓練に人を出せない訳はない。

 各署から集めるときに,所轄の刑事課長から

    署長が,盗犯月間で忙しいからダメだって

と,断られたこともあった。

 そんなのを署長にする人事が信じられなかった(;゚゚)

 というより,そんな幹部がいること自体おかしい。

 どうせ無い特殊事件よりも,目先の盗犯検挙の実績の方が大事・・・・

 つまり,自分の次の異動のことしか考えていないのだ。(まぁ,ごく一部だけど)

 たまに,危機感を持っている本部長が着任して「訓練をしっかりやれ」と言うと,そんな署長や幹部も


   一人でいいの?もっと人出すよ

といってくるけどね・・・・

 それが,組織の現実・・・・・・

 びっくりするでしょ(^_^;) 


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