ダイハードを見ていたら,拳銃(ピストル)の事を思い出しました。
警察官は,全員拳銃を貸与されています。
警察学校に入り,実弾を撃った最初の一発目の反動は今でも覚えています。(^_^;)
当時は,左手をズボンのポケットに入れ,23メートル先の標的に右手だけで撃つのが基本でした。
型にはまった当時の警察のやりかたです。
もちろん,左利きの人も右手で撃っていました。
(だって,制服警察官は拳銃は右腰にに吊ることになっているから・・・・)
私服用のホルスターも全部右利き用になっています。
今では,射撃訓練も実戦向きで,片手で撃つことはほとんどありません。
あくまでも,実戦を想定した訓練に改善されています。
ただ,アメリカ映画のように自分で勝手に撃つことはありません,あくまでも,指揮官の号令によって全員が一斉に射撃をします。
私は,神経質なのか結構隣の人の銃声が気になりました。(隣で撃たれると結構耳にきます。)
したがって,普段,物事に動じない人の方がよく当たっていました。
26年間県警にいて実戦で撃ったことは幸い一回もありませんでした。
郵便局の非常通報(強盗が入ったとき等に警察に来る通報)で,一人だけ最初に現場に着いたので拳銃を抜いて中に入ったことはありましたけど・・・・
まあ,幸い日本では大半の警察官が一生実戦で撃つことはないと思います。
しかし,ごく希に撃つハメになることがいつ自分に降りかかるか判りません。
そのために,いつそのような事態になってもいいように訓練だけは欠かせません。
ただ,最初の頃は拳銃を携帯するたびに緊張していたのが,拳銃を携帯することに慣れると当たり前のようになって,特に緊張しなくなってきました。(--;)
個人的には,それではいけないような気がします。
まあ,初心忘るべからずといったとこでしょうか。
現職の皆さんには,国民の期待と信頼で拳銃を携帯していることを忘れないでもらいたいと思っています。
http://www.galu-niigata.com
0 件のコメント:
コメントを投稿