今晩,久々に元の同僚(刑事)から電話が来て,雑談の中で家出人の話が出ました。
家出人て,あんまり関係ないと思っている人が大半ですが,実際家出する人はいっぱいいます。
警察で家出人を取り扱うのは
生活安全課
というところです。
刑事が何で家出に係わるかと言えば
本当に家出なのか?事件に巻き込まれているのでは・・・
ということで,家族が生活安全課に出した家出人捜索願いについては,全部刑事課長も決裁します。
しかし・・・
警察は正直言って,よっぽど本人の生命身体に危険が迫っているという状況でない限り実際に家出人を捜すことはありません。(--;)
何をするかといえば,家出人捜索願を受理し,必要事項をコンピュータに登録するだけです。
家族の方は,警察が捜してくれると思っているかも知れませんが,警察自ら積極的に探すことはありません。
受理した後は,どこかで職務質問されて氏名を警察庁のコンピュータに照会し,ヒットすれば家族に連絡するくらいです。
職務質問されるには,警察官によほど不審な行動でも現認されないかぎりありません。
大半は届出しただけで終わってしまいます。
何故かというと,警察にはそれほどの余力が無いからです。
日々の事案に追われて・・・・・
本当に人探しをしようと思ったら,今の日本では探偵に依頼するのが一番です。
探偵になって,家出人捜索というか,行方調査の能力が探偵業界にこれほどあるとは思いませんでした。
テレビで「逢わせ屋」なんていうのもありますが,あれも,実際の捜索はテレビ局のスタッフではなく探偵が探し出していました。
ただで警察に届出しておくのもいいかも知れませんが,本当に大事な人ならお金がかかっても探偵が一番頼りになることは,元警察官の私も自信を持って言えます。
大事な人に逢いたい
そんな願いを一日でも早く叶えてあげるのが探偵の腕の見せ所だと思っています・・・・
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