2007年8月16日木曜日

ドラマと現実

 女刑事みずき,けっこうおもしろいんだけど・・・・
 やっぱり,ドラマと現実って違うなぁ(--;)

 今回は,警察の留置場について。
 大抵のドラマの留置場は鉄格子で,中に入れられると看守がいなくなる(;゚゚)

 本物は,鉄格子にさらに細かい鉄の網がかけられ,指さえだすことが出来ない。
 更に,留置人のプライバシー保護のため,下半分(1/3くらい)は遮蔽板といって,白いアクリル板で塞がれている。

 造りは,廊下のようなところに並んでいるのではなく,看守席が中心となり,周りに房(牢屋)がある感じで,常に看守が見張っている。

 それに,広さは四畳半程度で,今の留置場は全国警察どこも満杯状態。
 したがって,一人一部屋だったらラッキーで,通常はあの狭いところに2~3人入れられる。

 だから,被疑者が判明して逮捕するにも,刑事課長はまず留置場の確保から始める。
 現行犯とか,緊急逮捕ならそんな暇はないから,どこかに押し込んじゃうけど,余裕のある通常逮捕は,なかなか留置場が見つからない。

 現実,自署で逮捕したって,自署が満杯なら県内のどこかの署で空いているところを探して入れるしかない。

 計画的な逮捕なんて,どこの署もなんだかんだ理由をつけて断られる。

 まあ,留置場の主管課は刑事課ではなく総務課とか留置管理課だから,刑事課長は総務課長なり留置管理課長に留置場の確保を依頼する。

 これが,結構大変(..)
 めんどくさがり屋の総務(留置管理)課長は,適当に電話するだけで殆ど本気になって探してくれない(@_@)

 「空いてないから後にして」って言われる。

 刑事が寝食を忘れ捜査して,やっと犯人がわかって逮捕状も取れるのに,逮捕できない(`´メ)

 これが,今の警察の実態である。

 こんなんで,いいのかなぁ・・・・(`´メ)

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