2008年4月13日日曜日

大阪府知事の改革・・・

 今日,テレビを見ていたら,橋本大阪府知事の財政再建案に

    警察官5百数十名減

という予算削減案があった。

 市民は,もちろん反対・・・・だって,治安が悪くなる。

 警察は,現在の定員でも仕事が多すぎてアップアップしている。

 ホントは,大幅に増員して欲しいくらい。

 まぁ,部署によっては,殆ど税金の無駄遣い状態のところもあるけど・・・

 これから大量退職時代で,この10年間で警察官の6~7割が入れ替わる。

 半数近くの警察官は,経験未熟な素人さんになるのだ。

 一人一人のスキルが下がる上に,定員を減らすとどうなるか。

 想像するだけですぐ判る。

 警察官の給料はけっこう高いから,500人減らしただけで,年間何十億円という予算は削減できる。

 大阪は,確か警察官の定員が約2万2000人・・・・

 でも,500人は痛いと思うなぁ・・・

 それよりも,昔やった階級是正をもとに戻した方がいいと思うけど・・・・

 昔,何をやったかというと,警察庁のお偉いさんのアイデアで,ピラミッド型の組織をドラム缶型にしたのだ。

 警察官の給料の上限は階級によって決まっている。

 したがって,年をとっても階級の上がらない警察官は,頭打ちになって昇給しない。

 その人達に給料をいっぱいやるために,警部補と巡査部長の数を大幅に増やしたのだ。

 例えば,BooがN署の刑事第一係長(警部補)のときは,係7人中警部補は一人だけだった。

 でも,今は3人もいる・・・・

 平の巡査よりも警部補の方がいっぱいいるのだ(;゚゚)

 階級社会なのに,誰が指揮すればいいんだ(゜_゜;)

 しかも,ろくな昇任試験もしないで,年配の人の階級を上げたため,立場は偉くなったのに仕事は平巡査並み(それ以下かも・・・)の人が結構いた。

 それで,多少反省して,ちゃんと昇任試験で昇任させるようにはなったけど,階級構成は変わっていない。

 警察予算の豊富なときにやった変な改革を元に戻すだけで,人数を減らさなくても相当な予算削減になるし,指揮系統もちゃんとして,いい組織になると思うけどなぁ・・・・

 



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